やま‐さわ【山沢】
山と沢。また、山間の沢。さんたく。
やまだ‐の‐さわ【山田の沢】
山田の間を流れる沢。「君がため—にゑぐ摘むと雪消(ゆきげ)の水に裳(も)の裾濡(ぬ)れぬ」〈万・一八三九〉
ゆざわ【湯沢】
秋田県南東部の市。力水(ちからみず)とよぶ良質の水と米に恵まれ、醸造業が盛んで「東北の灘」と称される。曲木(まげき)細工の洋家具なども特産。人口5.1万(2010)。
ゆざわ【湯沢】
新潟県南東部、南魚沼郡の地名。三国街道の宿場町として栄え、古くからの温泉と観光の町。苗場などのスキー場がある。越後湯沢。
よしざわ【吉沢】
姓氏の一。 [補説]「吉沢」姓の人物吉沢検校(よしざわけんぎょう)吉沢義則(よしざわよしのり)
よ‐たく【余沢】
先人が残してくれた恩恵。また、あり余って他にまで及ぶ広大な恩沢。余徳。「先祖の—」「成功の—にあずかる」
よねざわ【米沢】
山形県南東部の市。もと上杉氏の城下町。繊維・電機工業や米作・和牛飼育が盛ん。また、酒・刃物を特産。米沢城跡に上杉神社がある。人口8.9万(2010)。
り‐たく【利沢】
1 利益と恩沢。 2 もうけ。利潤。
れい‐たく【麗沢】
《「易経」兌(だ)卦から。「麗」は連なる意》二つの沢が水脈を通じてうるおし合うこと。友人どうし助け合って勉学に努めること。