じ‐ぶ【治部】
「治部省」の略。また、治部省の役人。
じぶ‐きょう【治部卿】
治部省の長官。おさむるつかさのかみ。
じぶ‐しょう【治部省】
律令制で、太政官(だいじょうかん)八省の一。姓氏のこと、五位以上の官人の継嗣・婚姻、祥瑞(しょうずい)・喪葬・国忌のこと、外国使臣の接待などをつかさどる。管轄下に雅楽寮・玄蕃寮(げんばりょう)・...
じぶ‐に【じぶ煮】
鴨(かも)や鶏の肉に小麦粉をまぶし、季節の野菜などと醤油(しょうゆ)味の汁で煮た料理。金沢地方の郷土料理。じぶ鍋。加賀煮。《季 冬》
じりゃく【治暦】
平安中期、後冷泉(ごれいぜい)天皇・後三条天皇の時の年号。1065年8月2日〜1069年4月13日。ちりゃく。
じろう‐しゅ【治聾酒】
春分に最も近い戊(つちのえ)の日に、土地の神に供える酒。また、この日に飲む酒。この日に酒を飲むと耳の障害が治るという。《季 春》「—の酔ふほどもなくさめにけり/鬼城」
ち【治】
1 世の中がよくおさまっていること。また、おさまるようにすること。「延喜の—」 2 まつりごと。政治。「徳川一五代の—」 3 病気をなおすこと。「風の—どもをせさせ給ふ」〈栄花・玉の村菊〉
ち【治/持】
〈治〉⇒じ 〈持〉⇒じ
ち‐あん【治安】
世の中が治まって安らかなこと。社会の秩序・安寧が保たれていること。「—を維持する」
ちあん‐いじほう【治安維持法】
国体の変革と私有財産制度の否認を目的とする結社や行動を処罰するために定められた法律。大正14年(1925)制定、昭和16年(1941)全面的に改正。共産主義活動を抑圧するなど、思想弾圧の手段とし...