しゅく【宿】
[名] 1 泊まること。また、その場所。やどや。旅館。 2 宿場。宿駅。「間(あい)の—」 3 星座。星宿。 [接尾]助数詞。旅の宿りを数えるのに用いる。「一—一飯」
しゅく・する【宿する】
[動サ変][文]しゅく・す[サ変]宿泊する。やどる。泊まる。「知人宅に—・する」
しゅく‐はく【宿泊】
[名](スル)自宅以外の所に泊まること。「親類の家に—する」「—所」
しゅく‐ぼう【宿坊/宿房】
1 他寺の僧や参詣人が泊まる、寺の宿舎。宿院。 2 寺院で、僧の住まいとなっている建物。僧坊。 3 潔斎のために神官がこもる建物。斎殿(いみどの)。 4 檀徒が、自分の所属する寺または住持をさし...
しゅく‐わり【宿割(り)】
多人数で泊まるとき、宿所を割り当てること。また、その役。やどわり。
じょう‐やど【定宿/常宿】
1 いつもきまって泊まる宿屋。 2 いつもきまって遊興する茶屋。「—をきはめ、大臣と言はるるほどの人」〈浮・一代男・五〉 3 高級な遊女が揚屋の中にもつ専用の部屋。「市橋が—、八畳敷の金の間は」...
ただ‐はて【直泊て】
まっすぐ目的地へ行って泊まること。「大伴の三津(みつ)の浜辺に—にみ舟は泊(は)てむ」〈万・八九四〉
たち‐どま・る【立(ち)止(ま)る/立(ち)留(ま)る】
[動ラ五(四)]《「たちとまる」とも》 1 歩くのをやめてその場に立つ。歩みを止める。「呼ばれて—・る」 2 他へ移らないで、そのままそこにとどまる。「思ひのままならむ人は今までも—・るべくやは...
たび‐ね【旅寝】
[名](スル)自宅を離れ、よそで寝ること。旅先で泊まること。旅まくら。「異郷に—する」
とう‐しゅく【投宿】
[名](スル)宿をとること。旅館に泊まること。「温泉旅館に—する」