がいねん‐ほうがく【概念法学】
制定法の無欠陥性と論理的完結性とを仮定し、法令の条文を忠実に検討し、法概念の体系を形式論理によって構成することを法学の任務とする立場。19世紀後半から20世紀初頭にかけて欧州で主流であった法学傾...
けんぽう‐がく【憲法学】
憲法の解釈や適用および憲法上の諸現象を研究する学問。→国法学
こくほう‐がく【国法学】
1 国家の性質・形態・組織・作用などを法学的に研究する学問。 2 憲法学汎論・比較憲法学をさす。
しぜんほう‐がく【自然法学】
自然法に根拠を置いて社会秩序や実定法を整序しようとする学問。グロティウス・ホッブズ・ロックなどに代表される。自然法論。
ひかく‐ほうがく【比較法学】
二つ以上の国家・社会における法制度を比較研究する法学の一分野。
ほう‐がく【法学】
法に関する学問。法解釈学・法哲学・法社会学・法史学・比較法学などを含む。狭義には、法解釈学をさす。法律学。
れきし‐ほうがく【歴史法学】
法の生成と発展を、歴史的観点から研究する立場を強調するもの。19世紀初めにドイツに興った理論。