ほっしょう‐しん【法性身】
仏語。 1 仏陀(ぶっだ)の肉体に対して、その悟った真如の法を本性とする色も形もない仏。法性法身。 2 「法身(ほっしん)」に同じ。
ほうしょう‐じ【法勝寺】
⇒ほっしょうじ(法勝寺)
ほっしょう‐じ【法勝寺】
京都市左京区にあった寺。六勝寺(ろくしょうじ)の一。承暦元年(1077)白河天皇の勅願で創建。金堂・経蔵・鐘蔵・講堂・薬師堂・常行堂・阿弥陀堂などの大伽藍があり、六勝寺中最大の寺であったが、鎌倉...
ほっしょう‐じ【法性寺】
京都市東山区にある浄土宗西山禅林寺派の寺。山号は、大悲山。延長3年(925)藤原忠平の創建。開山は天台座主法性房尊意。中世以後廃絶したが、明治になって尼寺として再興。本尊は日本には珍しい三面千手...
ほっしょうじ‐りゅう【法性寺流】
和様書道の流派の一。法性寺殿とよばれた藤原忠通に始まる。藤原行成の書風に力強さを加えたもので、武家社会で広く行われた。
ほう‐しん【法身】
⇒ほっしん(法身)
ほっ‐しん【法身】
1 《(梵)dharma-kāyaの訳》仏語。仏の三身の一。永遠不滅の真理そのもの。理法としての仏。法性身(ほっしょうしん)。 2 法体となった身。僧侶の身。
ほっしん‐せっぽう【法身説法】
仏語。真理としての法そのものが説法しているということ。密教で、大日如来が法身のままで説法すること。また、その説法。
ほっしん‐ぶつ【法身仏】
法身である仏。仏そのもの。
ほっ‐す【法主】
「ほうしゅ(法主)」に同じ。