えん‐ぱ【煙波/烟波】
もやの立ちこめた水面。また、水面が煙るように波立っているようす。煙濤(えんとう)。煙浪(えんろう)。
えん‐へんぱ【円偏波】
電磁波の進行方向とその電場の振動方向を含む面が回転するもの。電波の角度によらず受信できるため、宇宙通信のアンテナに用いられる。回転方向によって右旋円偏波と左旋円偏波に分類される。電磁波が光の場合...
おい‐の‐なみ【老いの波】
老齢になること。「年寄る」の「寄る」の縁で「波」を出し、また顔に寄るしわから波を連想した言い方。「—磯額(いそびたひ)にぞ寄りにける、哀れ恋しき若の浦かな」〈梁塵秘抄・四九〇〉
おお‐なみ【大波】
高く大きな波。高く寄せてくる波。⇔小波。
おおなみ‐こなみ【大波小波】
[連語]縄跳びで、長い縄の端を二人が持って振りまわし、他の子供が飛び越えるときに歌われる遊び歌の一節。あとに「ぐるりとまわして猫の目」などと続く。
おき‐つ‐しらなみ【沖つ白波】
沖に立つ白波。「なごのうみの霞の間よりながむれば入る日をあらふ—」〈新古今・春上〉 [補説]沖の白波が「立つ」ところから「立田山」の、また、白波の「しら」と同音であるところから「知らず」の序詞と...
おき‐つ‐なみ【沖つ波】
[名]沖に立つ波。「—来寄する荒磯(ありそ)をしきたへの枕とまきて寝(な)せる君かも」〈万・二二二〉 [枕]波の動く状態から「競(きほ)ふ」「頻(し)く」「高し」「立つ」「撓(とを)む」など...
おし‐なみ【押(し)波】
津波のとき、陸地に向かって押し寄せる波。→引き波 [補説]津波の前に必ず引き波が生じるわけではなく、第一波が押し波になるか、引き波になるかは震源直上の海底の動きによるという。
お‐なみ【男波/男浪】
低い波の次に打ち寄せてくる高い波。また、高低のある波の中で、高いほうの波。⇔女波(めなみ)。
おんせい‐しゅうは【音声周波】
⇒可聴周波