耳(みみ)留(と)ま・る
聞いて注意が向く。耳にとまる。「たちはき、落窪の君の上を語り聞こえければ、少将—・りて」〈落窪・一〉
耳(みみ)留(と)・む
注意して聞く。聞いて心にとめる。「何となく言の葉ごとに—・めて」〈右京大夫集〉
耳(みみ)に留(と)ま・る
聞こえてきて、それに注意が向く。また、聞いたことが気になって耳に残る。「捨てぜりふが—・る」
耳(みみ)に留(と)・める
注意して聞く。聞いて記憶に残す。「先輩のアドバイスを—・める」
耳(みみ)を傾(かたむ)・ける
注意して聞く。熱心に聞く。「老師の講話に—・ける」
耳(みみ)を澄(す)ま・す
聞こうとして注意を集中する。耳をそばだてる。「—・して鳥の声を聞く」
耳(みみ)を立(た)・てる
聞こうとして注意を集中する。聞き耳を立てる。「隣席の会話に—・てる」
見(み)るに見兼(みか)・ねる
はたで見ていられない。見ていて安心できない。「—・ねて注意する」
むどうき‐しょうこうぐん【無動機症候群】
薬物乱用などによる精神障害の一つ。物事に対する興味・関心が薄れ、自発的な活動・思考の消失、注意力・集中力の低下、無気力、疲れやすいなどの抑鬱(よくうつ)状態を示す。情動異常、衝動異常を示すことも...
め【目/眼】
[名] 1 物を見る働きをする器官。光線・色などを感受して脳に送る感覚器官で、脊椎動物では眼球およびその付属器の涙腺などと視神経からなる。「澄んだ美しい—」「—をあける」 2 物を見るときの目...