ようしゅちょうせんあさがお【洋種朝鮮朝顔】
ナス科の一年草。高さ1〜2メートル。茎は紫色を帯び、葉は卵形で縁に鋭いぎざぎざがある。夏、淡紫色の漏斗状の花を開く。実は卵形で鋭いとげが密生し、熟すと四つに裂ける。中の種子は黒褐色。葉や種子に猛毒のヒヨスチアミンなどを含み、製薬原料とする。熱帯アメリカの原産で、日本には明治初めに輸入され、野生化している。
ようしゅやまごぼう【洋種山牛蒡】
ヤマゴボウ科の多年草。高さ1〜2メートル。茎は太くて紅紫色を帯び、上方で分枝する。葉は長楕円形。夏から秋、紅色を帯びた白い花を総状につけ、果穂は垂れる。実はやや丸く、赤紫色。実と根は猛毒。北アメリカの原産。アメリカやまごぼう。