やりさび【槍錆】
端唄(はうた)・うた沢。文政年間（1818〜1830）の流行歌「与作踊り」の音頭をもとに、幕末に歌沢笹丸が歌詞を改め、節付けしたものという。「槍はさびても名はさびぬ」で始まる。
よう【謡〔謠〕】
［常用漢字］ ［音］ヨウ（エウ）（呉）（漢） ［訓］うたい うたう うた 
〈ヨウ〉 １ 節をつけてうたう。また、流行歌。うた。「歌謡・俗謡・童謡・民謡・俚謡(りよう)」 ２ 能楽のうたい。「謡...
らっぱ‐ぶし【喇叭節】
明治時代の流行歌。のむき山人作詞、添田唖蝉坊(そえだあぜんぼう)作曲。らっぱの音をまねた「とことっとっと」という囃子詞(はやしことば)がつく。
リリック【lyric】
《ギリシャの竪琴(たてごと)リラに合わせて歌う詩として発達したところから》 
［名］ １ 叙情詩。⇔エピック。 ２ （流行歌の）歌詞。 
［形動］叙情的なさま。リリカル。「—な歌詞」
りんごのうた【リンゴの唄】
流行歌。サトウ・ハチロー作詞、万城目正作曲、並木路子歌。昭和20年（1945）の映画「そよかぜ」の主題歌で、第二次大戦後初の大ヒット曲。
ろうさい‐ぶし【弄斎節】
《弄斎という僧侶が隆達(りゅうたつ)節を変化させて始めたところからという》江戸初期の流行歌謡。京都の遊里で発生し、のち江戸でも流行。はやり歌の三味線伴奏と七七七五の詞形の確立を促し、地歌・箏曲(...
