エピデミック【epidemic】
医療・公衆衛生で、一定の地域や集団において、ある疾病の罹患者が、通常の予測を超えて大量に発生すること。インフルエンザなどの感染症が特定の地域で流行すること。これが世界各地で同時に発生した状態をパ...
エピデミック‐カーブ【epidemic curve】
⇒流行曲線
エムアール‐ワクチン【MRワクチン】
麻疹(はしか)・風疹の罹患・発症および症状の重篤化を予防するために接種される製剤。麻疹・風疹の病原体を弱毒化したもので、生ワクチンに分類される。注射接種により体内で能動免疫が作り出され、麻疹・風...
エム‐エム‐アール【MMR】
《measles, mumps, rubella》麻疹(はしか)、流行性耳下腺炎、風疹の混合ワクチン。平成元年(1989)から一般に接種され始めたが、接種開始後から各地で無菌性髄膜炎の発生が報告...
エム‐とう【M痘】
《mpox》M痘ウイルスの感染によって起こる感染症。リス・ネズミ・サルなどから人に感染する。発熱や全身の水疱(すいほう)など、天然痘(痘瘡(とうそう))に似た症状が現れるが、死亡率は低い。感染症...
え‐やみ【疫病み】
1 悪性の流行病。ときのけ。えきびょう。 2 (「瘧」とも書く)おこり。今のマラリアのような病気。わらわやみ。〈和名抄〉
えやみ‐の‐かみ【疫病みの神】
病気を流行させる神。行疫神(ぎょうやくじん)。やくびょうがみ。
えり‐おしろい【襟白粉】
襟首から肩にかけてつける濃いおしろい。江戸中期から、上方風の厚化粧をまねて流行した。牡丹刷毛(ぼたんはけ)を使って塗る。
エリザベス‐カラー
《Elizabethan collarから》犬や猫などが傷口をなめるのを防ぐために、首の周囲に装着するらっぱ状の器具。 [補説]エリザベス朝時代に流行したラッフル(ひだ飾り)の形に似ていることから。
エルトールがた‐コレラきん【エルトール型コレラ菌】
《El Tor Cholera bacillus》コレラ菌の一種。かつてのアジア型コレラ菌に代わり、原因菌の主流である。東南アジア・アフリカで毎年流行がみられる。