イオン‐でんりゅう【イオン電流】
運搬電流の一。イオンの運動によって生じる電流。電解質溶液、溶融塩のイオン、イオン化したガスなどに見られる。
いくた‐りゅう【生田流】
箏曲(そうきょく)の流派。生田検校の創始。主に関西で流行し、関東の山田流と近代箏曲界を二分する。
いけのぼう‐りゅう【池坊流】
華道の流派の一。室町中期、専慶の立花に始まり、専応(せんおう)・専栄(せんえい)を経て、桃山期から江戸前期にかけて初世および2世専好により大成された。諸流派中、最も古い伝統をもち、現在もなお最大...
いしい‐りゅう【石井流】
能の大鼓(おおつづみ)方の流派の一。安土桃山時代に高安流を学んだ石井庄左衛門滋長(しげなが)を流祖とする。
いしだ‐りゅう【石田流】
江戸初期の盲人棋士石田検校(けんぎょう)が始めた、将棋の駒(こま)組み。飛車を角行(かっこう)の右へ移して戦う平手(ひらて)定跡。
いずみ‐りゅう【和泉流】
狂言の流派の一。慶長(1596〜1615)のころ、山脇和泉守元光、その子元宣の代に成立。尾張藩・加賀藩の保護を受け、宮中にも出仕した。野村派・三宅派などがある。
いせ‐りゅう【伊勢流】
1 武家礼法の一派。室町中期、伊勢貞親・貞宗のころに形成され、江戸時代に伊勢貞丈に至って大成された。 2 ⇒伊勢風(ふう)
いちおく‐そうちゅうりゅう【一億総中流】
大多数の日本人が、自分は中流階級に属すると考えていること。旧総理府などが実施した「国民生活に関する世論調査」で昭和40年代以降、自分の生活水準を「中の中」とする回答が最も多く、「上」または「下」...
いちかた‐りゅう【一方流/都方流】
平曲の流派の一。鎌倉末期の如一(にょいち)を祖として、その弟子明石覚一が確立。この系統の者は、その名に一・都・市などの字を用いる。→八坂流
いちかわ‐りゅう【市川流】
日本舞踊の流派の一。7世市川団十郎に始まり、9世団十郎によって芸風が確立された。