あさ・む【浅む】
[動マ四]《近世以後「あざむ」とも》 1 意外なことに驚く。あきれかえる。「あな、あさましとぞ—・みける」〈保元・中〉 2 さげすむ。あなどる。「—・み笑ひ、あざける者どももあり」〈更級〉
あさむし‐おんせん【浅虫温泉】
青森市北東部、青森湾に面する温泉。泉質は塩化物泉・硫酸塩泉。
あさむし‐すいぞくかん【浅虫水族館】
青森県青森市にある水族館。昭和58年(1983)開館。白神山地に生息する生き物を展示した水槽がある。青森県営浅虫水族館。
あさ‐むらさき【浅紫】
1 薄い紫色。 2 養老の衣服令で、二位・三位の人の袍(ほう)の色。
あさ‐め【浅め】
比較的浅いと感じる程度・状態。「バックホームに備えて—に守る」⇔深め。
あさり【浅蜊】
マルスダレガイ科の二枚貝。淡水の流れ込む浅海の砂泥地にすむ。殻長約4センチ。殻表は粗い布目状で、模様は変化に富む。食用。あさりがい。《季 春》
あ・す【褪す/浅す】
[動サ下二]「あ(褪)せる」の文語形。
あ・せる【褪せる/浅せる】
[動サ下一][文]あ・す[サ下二] 1 (褪せる)もとの色やつやが薄くなる。色がさめる。退色する。「日に焼けて染色が—・せる」 2 (褪せる)盛んだったものが衰える。もとの勢いが失せる。「才気が...
さら‐け【浅甕/瓼】
《「さらげ」とも》底が浅く平たいかめ。水を入れて運んだり、酒をつくったりするのに用いる。「—に醸(か)める酒(おほみき)」〈顕宗紀〉
せん【浅〔淺〕】
[音]セン(呉)(漢) [訓]あさい [学習漢字]4年 〈セン〉 1 水かさが少ない。「浅海・浅水/深浅」 2 濃くない。「浅紅・浅緑」 3 知識・思慮が乏しい。あさはか。「浅学・浅見・浅薄・...