た‐ろう【多浪】
[名](スル)何年も入学試験などに不合格となり、入学できないでいること。何回も浪人していること。「—生」
だく‐ろう【濁浪】
にごった波。
ちえ‐なみ【千重波/千重浪】
いく重にも重なり合って押し寄せる波。「朝なぎに—寄せ夕なぎに五百重(いほへ)波寄す」〈万・九三一〉
つ‐なみ【津波/津浪/海嘯】
地震や海底火山の噴火などによって生じる非常に波長の長い波。海岸に近づくと急に波高を増し、港や湾内で異常に大きくなる。地震津波。→津波警報・注意報
なみ【波/浪/濤】
1 風や震動によって起こる海や川の水面の高低運動。波浪。「—が寄せてくる」「—が砕ける」「逆巻く—」 2 空間や物体の一部における振動や変化が、周囲の部分に次々に伝わっていく現象。波動。「光の—...
はく‐ろう【白浪】
白く見える波。しらなみ。
はや‐なみ【早波/早浪】
激しく打ち寄せる波。激浪。荒波。
は‐ろう【波浪】
水面に起きる表面波。風浪・うねり・磯波の総称。なみ。
ばく‐ろう【麦浪】
麦の穂が風になびき揺れるさまを波にたとえた語。麦の穂波。「—菜花のまん中に二階立ての瓦屋の」〈蘆花・思出の記〉
ひょう‐ろう【漂浪】
[名](スル)さすらうこと。さまよいあるくこと。放浪。「賭場から賭場を、一緒に—して歩いた忠次迄が」〈菊池寛・入れ札〉