のり【海苔】
1 ウシケノリ科アマノリ属の紅藻の総称。主に海岸のしぶきのかかる岩上に生え、冬から春に生育。アサクサノリ・スサビノリなどは養殖もされる。また、アオノリなどの緑藻や、スイゼンジノリなどのカワノリも...
のり‐すき【海苔漉き】
板ノリを作ること。生ノリを細かく刻み、簀(す)の上に並べた木枠に流し込んで水気を切り、天日で乾燥させる工程をいう。
のり‐そだ【海苔粗朶】
養殖する海苔を付着させるため、浅い海中に立てる木や竹の枝。海苔篊(のりひび)。
のりそだそうどうき【ノリソダ騒動記】
杉浦明平の小説。昭和28年(1953)刊。地方ボスと共産党地区細胞の、ノリ漁業権を巡る政治抗争を、ユーモアを交えて描いたルポルタージュ文学。
のり‐ちゃ【海苔茶】
焼き海苔をふりかけた茶漬け。海苔茶漬け。
のり‐ひび【海苔篊】
⇒海苔粗朶(のりそだ)
のり‐まき【海苔巻(き)】
1 干し海苔で食べ物を巻くこと。また、巻いたもの。 2 具を芯にして鮨(すし)飯を干し海苔で巻いたもの。巻き鮨。