へき‐かい【碧海】
青い海。青海原。大海。
へん‐かい【辺海】
1 陸地の近くの海。近辺の海。近海。 2 遠い所の海。国土のはての海。
ベリングスハウゼン‐かい【ベリングスハウゼン海】
《Bellingshausen Sea》南極、南極半島西部の縁海。アレキサンダー島とサーストン島の間を指す。名称は、ロシアの南極探検隊の隊長ベリングスガウゼンにちなむ。エルズワースランドに面し、...
ベーリング‐かい【ベーリング海】
太平洋の最北部、シベリア・カムチャツカ半島とアラスカ・アリューシャン列島に囲まれる縁海。北はベーリング海峡。サケ・マス・カニなどの好漁場。
ほう‐かい【法海】
仏語。仏法の広大なことを、海にたとえていう語。のりのうみ。
ほうじょうのうみ【豊饒の海】
三島由紀夫の長編小説。「浜松中納言物語」をモチーフとする輪廻転生の物語。「春の雪」「奔馬」「暁の寺」「天人五衰」の4部からなる。昭和40年(1965)9月から昭和46年(1971)1月まで「新潮...
ほっかい【HOKKAI】
高樹のぶ子の長編小説。現代に生きる女性作家の「私」が、明治大正期の日本画家、高島北海(ほっかい)の実像に迫る。平成17年(2005)刊行。第56回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
ほっ‐かい【北海】
北方の海。北洋。 《North Sea》英国とオランダ・ドイツ・デンマーク・ノルウェーなどとに囲まれる海域。大部分が大陸棚で、漁場が多く、石油・天然ガスを産する。
ほっきょく‐かい【北極海】
北極点を中心に北アメリカ大陸とユーラシア大陸とに囲まれる海域。ほとんど凍結し、夏季は多少海面が見られる。北氷洋。
ぼうきょうとうみ【望郷と海】
石原吉郎による随筆集。シベリア抑留を生き延びた著者が、ラーゲリを転々とした過酷な体験をもとに執筆。昭和47年(1972)刊行。第11回藤村記念歴程賞受賞。