そしき‐えき【組織液】
動物の組織の細胞間を満たす液体成分。脊椎動物では毛細血管から血漿(けっしょう)がしみ出したもので、細胞に酸素・栄養を与え排出物を受け、大部分はリンパ管に入り血管系に戻る。組織間液。間質液。
そしきかん‐えき【組織間液】
⇒組織液
ソミュール‐えき【ソミュール液】
燻製(くんせい)を作る際に、食材を漬けておく塩水のこと。ピックル液をさしていうこともある。
たい‐えき【体液】
動物の体内を満たしている液体の総称。脊椎動物では血液・リンパ・組織液に分けられる。
たいえき【太液】
中国の歴代王朝の宮殿にあった池の名。漢代には長安城外の未央宮内に、唐代には大明宮内に、明・清代には北京(ペキン)の西苑内にあった。太液池。
たん‐えき【丹液】
不老不死の薬。仙薬。
たん‐えき【胆液】
⇒胆汁(たんじゅう)
だ‐えき【唾液】
唾液腺から分泌される無色・無味・無臭の液体。大部分は水分で、ムチンやでんぷん分解酵素のプチアリンなどが含まれる。つば。つばき。
ちょう‐えき【腸液】
腸腺や腸粘膜から分泌されるほぼ透明な液。アルカリ性で、エレプシン・マルターゼなどの消化酵素を含み、消化吸収を助け、粘膜を保護する。
つゆ【液/汁】
1 液(えき)。しる。「果物の—」 2 水け。「—を切る」 3 吸い物。すまし汁。関西では味噌汁も含めていう。「豆腐のお—」 4 蕎麦(そば)・素麺(そうめん)・てんぷらなどのつけ汁。「天—」「...