こう‐こう【膏肓】
《「膏」は心臓の下部、「肓」は隔膜の上部》 1 からだの奥深いところ。ここに病気が入ると治らないという。 2 漢方の経穴(けいけつ)の一。背中の第4胸椎下から、大人で約6センチの所。 [補説]「...
こう‐さつ【考察】
[名](スル)物事を明らかにするために、よく調べて考えをめぐらすこと。「深い—を加える」「日本人の社会意識について—する」
こう‐し【厚志】
深い思いやりの気持ち。心のこもった親切。「御—ありがたく存じます」
こうじまち‐の‐いど【麹町の井戸】
《麹町は高台のため井戸がみな深いところから》非常に深いこと、底が知れないことのたとえ。「欲の深い事は—よ」〈浄・矢口渡〉
こう‐じゅ【鴻儒】
儒教の大学者。転じて、学問の深い人。大儒。
こう‐じょう【厚情】
厚いなさけ。心からの深い思いやりの気持ち。「御—を賜り感謝にたえません」
こうせい‐ぞく【厚生族】
族議員の一。社会福祉・社会保障政策などに対し影響力をもつ。厚生労働省とのつながりが深い。社労族。
こう‐たけ【革茸/皮茸/茅蕈】
マツバハリタケ科のキノコ。日本特産。広葉樹林下に生え、傘は褐色、深い漏斗状で、表面に粗い鱗片(りんぺん)、裏面に針状の突起がある。柄は太く下部まで中空。乾燥すると芳香があり、精進料理などに使われ...
こ‐ぎ【狐疑】
[名](スル)《狐(きつね)は疑い深い性質であるというところから》相手のことを疑うこと。「こせこせとした其の態度と、—して居るような其容貌とは」〈長塚・土〉
こく
《形容詞「こ(濃)し」の連用形「こく」の名詞化か。また、漢語「酷」からか》 1 濃厚なうまみ。「—のある酒」 2 内容に深い趣があること。「話に—がない」