とやま‐の‐くすりうり【富山の薬売り】
富山の家庭薬行商人。また、その行商のこと。江戸中期に始まるといわれ、藩の保護・統制を受けて発展した。全国各地の得意先に薬を置き、年に一、二度訪問して使用分の代価を清算し薬を補充した。→置き薬
にほんこくゆうてつどう‐せいさんじぎょうだん【日本国有鉄道清算事業団】
日本国有鉄道(国鉄)が昭和62年(1987)に分割・民営化されてJRへ移行した際、国鉄から継承した長期債務の返済や余剰人員の再就職促進を行うために設立された特殊法人。平成10年(1998)に解散...
にほん‐しょうけんクリアリングきこう【日本証券クリアリング機構】
日本全国の証券取引所における証券取引や、東京証券取引所における先物・オプション取引に関する清算業務を統一的に行う清算機関。平成14年(2002)設立。JSCC(Japan Securities ...
にほん‐しょうひんせいさんきこう【日本商品清算機構】
日本国内の商品取引所において成立した商品先物取引に関する清算業務を統一的に行う清算機関。JCCH(Japan Commodity Clearing House)。→日本証券クリアリング機構
にんい‐せいさん【任意清算】
合名会社・合資会社で、定款または総社員の同意によって任意に定めた方法による清算。→法定清算
年貢(ねんぐ)の納(おさ)め時(どき)
《租税の滞納を清算する時の意から》悪事をしつづけた者が、捕まって罪に服する時。転じて、物事をあきらめなくてはならない時。「独身生活を謳歌したが、そろそろ—だ」
ひど‐くめん【酷工面】
[名](スル)無理をして金品の都合をつけること。ひどさんだん。「清算することが出来ず、身の皮を剝ぎ—しても」〈秋声・縮図〉
ふりょうさいけん‐ファンド【不良債権ファンド】
経営破綻した企業の債権や資産を処分することで利益を上げる投資ファンド。破綻企業の不良債権や担保資産を金融機関から安く買い取り、売却・転売して利鞘を稼ぐ。破綻企業を再生する意図はなく、投資利益を回...
ほうてい‐せいさん【法定清算】
清算人により、法定の手続きによって行われる清算方法。株式会社・公益法人などでは破産・合併の場合を除き、法定清算が強制される。→任意清算
ほうてき‐せいり【法的整理】
裁判所が関与しながら法的手続きによって債権債務を処理する手続き。法人の場合、民事再生法、会社更生法に基づいて事業の継続を図る再建型の手続きと、会社法の特別清算や破産法に基づいて会社を解体する清算...