あし‐ぬき【足抜き】
[名](スル) 1 芸妓や娼妓などが前借り金を清算しないで逃げること。あしぬけ。「—でもされてはと思ってんのかな」〈高見・人間〉 2 つらい状況・境遇などから抜け出すこと。「—がならぬさうにぞみ...
うけ‐ごし【受(け)腰】
1 物を受け止めようとするときの腰つき。受け止める姿勢。 2 受け身の態度。受動的な態勢。「—で交渉に臨む」 3 商品の清算取引で、買い方が現物を受け取ろうとする気配や態度。
うり‐のせ【売(り)乗せ】
[名](スル)株式の信用取引や商品の清算取引で、ある銘柄の値下がりを予想して売っている人が、自分の見込みどおりになったとき、同じ銘柄を売り増すこと。⇔買い乗せ。
エス‐キュー【SQ】
《special quotation》特別清算指数。株式先物取引で反対売買を行わないときの最終的な決済価格。
エヌ‐エス‐シー‐シー【NSCC】
《National Securities Clearing Corporation》株式や地方債の取引の清算を行う、米国の証券決算機関。1976年にニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、...
おん‐えん【恩怨】
情けとうらみ。「心残りのないように、—に清算をつけるのだった」〈秋声・縮図〉
オープン‐アカウント【open account】
2国間の支払い協定に基づいて開設される清算勘定。協定国どうしが貿易取引ごとに現金決済を行わずに、当事国の中央銀行に設けたこの勘定に記録しておき、毎年定期的に貸借尻だけを現金決済する。オープン勘定。
かい‐もち【買(い)持ち】
1 外国為替の売買の結果、買い為替の合計が売り為替の合計を超過している状態。⇔売り持ち。 2 信用取引や清算取引で、買い付けてまだ転売していない買建玉(かいだてぎょく)。または、買い入れた手持ち...
か‐こ【過去】
1 現在より以前の時。過ぎ去った時。昔。「—を振り返る」 2 好ましくない経歴・前歴。「—を清算する」 3 仏語。三世(さんぜ)の一。この世に生まれる前の世。前世。過去世。 4 文法で、ある時点...
かわせせいさん‐きょうてい【為替清算協定】
貿易などによる国際貸借を決済するのに、為替によらず、中央銀行など政府機関に清算勘定を設け、帳簿上の振替で済ませることを定めた協定。