せい‐ゆう【清幽】
世俗を離れ、清らかで静かなこと。「高朗の気(き)骨に徹(とお)り—の情(じょう)肉に浸む朝(あした)の趣こそ比ぶるに物なけれ」〈木下尚江・火の柱〉
せい‐ゆう【清遊】
[名](スル) 1 世俗を離れて風流な遊びをすること。また、その遊び。「山野に—する」 2 多く手紙文で、相手を敬ってその遊びや旅行をいう語。「当地へ御—の折にはお立ち寄り下さい」
せい‐らい【清籟】
清らかな風の音。木々を渡る、さわやかな風の音。「何処にか一陣の—蕭々として起り」〈蘆花・自然と人生〉
せい‐らん【清覧】
手紙文などで、相手が見ることを敬っていう語。高覧。「御—いただければ幸いです」
せい‐りゅう【清流】
1 清らかな水の流れ。 2 名門。また、その出身者。 3 清廉潔白な人々。
せい‐りょう【清亮】
[名・形動]音などが清らかで澄んでいること。また、そのさま。「—な音色」
[ト・タル][文][形動タリ]音などの澄んでいるさま。「虫の音が—として響く」
せい‐りょう【清涼】
[名・形動]さわやかで涼しいこと。冷たくてすがすがしいこと。また、そのさま。「高原の—な空気」
せいりょう‐いんりょうすい【清涼飲料水】
炭酸などを含み、飲むと清涼感があって、甘味をもち、アルコールを含まない飲料の総称。食品衛生法では、容器入りの水や炭酸水・炭酸飲料・果汁飲料・乳酸飲料などをいい、成分・製法などが規格化されている。...
せいりょういんりょうすい‐ケトーシス【清涼飲料水ケトーシス】
⇒ペットボトル症候群
せいりょう‐おり【清涼織(り)】
絽(ろ)組織と他の組織とを二重織りにした絹織物。京都西陣で織られ、夏の女帯地に用いられる。