こくえん‐ろ【黒鉛炉】
減速材に黒鉛を用いる原子炉の総称。プルトニウム生産用として開発され、後に発電用に転換。黒鉛減速炉。→軽水炉 →重水炉 [補説]商用発電炉としては、英国で開発されたマグノックス炉(GCR)やその改...
コールダー‐ホール【Calder Hall】
英国のセラフィールド原子力複合施設内にある原子力発電所の名称。1956年にウィンズケール再処理工場に隣接して建設された。軍事用プルトニウム生産炉を改良した黒鉛減速炭酸ガス冷却型原子炉4基を備え、...
コールダーホールがた‐げんしろ【コールダーホール型原子炉】
天然ウランを燃料とし、減速材に黒鉛、冷却材に炭酸ガスを使用する原子炉。1950年代に英国で開発・実用化されたもので、日本の東海発電所1号炉はこの改良型。名称は、この原子炉を初めて導入したコールダ...
サブプライム‐ローン【subprime loan】
《subprimeは優良顧客(prime)層よりも信用力が低い、の意》米国の金融機関が信用力の低い人に貸し出す住宅ローン。住宅に限らず、自動車ローンなどを含んでいう場合もある。サブプライムモーゲ...
シー‐エー‐シー‐シー【CACC】
《cooperative adaptive cruise control》複数の自動車が先行車・後続車間で制御情報をやり取りして加減速を行い、適切な車間距離で走行する機能。トラックの隊列走行など...
じゅうじゅうご‐モード【一〇・一五モード】
国土交通省でかつて認定されていた自動車の燃費測定方法。アイドリング状態から加速、一定速度の走行、減速、停止など、都心部と郊外でそれぞれ10種類、15種類の走行パターンを想定し、燃費を測定する。平...
じゅう‐すい【重水】
重水素原子または重酸素原子を含む水。一般には重水素(ジュウテリウム)と酸素とからなる水をいい、原子炉の中性子減速材に用いられる。
じゅうすいれいきゃくあつりょくようきがた‐ろ【重水冷却圧力容器型炉】
加圧重水型原子炉(PHWR)の一。天然ウランを燃料とし、減速材・冷却材に重水を共用する。圧力管型のCANDU炉とは異なり、減速材の重水も原子炉圧力容器内で加圧される。1960年代に西ドイツで開発...
じゅうすい‐ろ【重水炉】
減速材に重水を用いる原子炉の総称。重水は軽水よりも中性子を吸収しにくいため燃料の利用効率が高く、天然ウランを濃縮せずに燃料として利用できる。HWR(heavy water reactor)。→軽...
すいじょうき‐ばくはつ【水蒸気爆発】
水が熱せられて急激に気化し、高温・高圧の水蒸気となることによって起こる爆発。火山の水蒸気噴火でみられるほか、ボイラーや溶炉、熱した食用油などに水が混入することでも起こる。→マグマ水蒸気爆発 [補...