てならい‐こ【手習ひ子】
師匠について習字を教わる子供。手習い子供。「—の筆の軸を貰ひ溜めて、竹暖簾(なうれん)をこしらへさせ」〈浮・新永代蔵・一〉
どき‐がわ【土器川】
香川県中央部を流れる川。讃岐(さぬき)山脈の竜王山西斜面に源を発し、ほぼ北西流して丸亀市で瀬戸内海に注ぐ。ダムがないのが特徴。上流は峡谷、中流部の丸亀平野には多くの溜め池があり、満濃(まんのう)...
どく‐たけ【毒茸】
「どくきのこ」に同じ。《季 秋》「—のかさのうてなの溜水/誓子」
ながし‐ずき【流し漉き】
手漉き和紙の漉き方の一。ねりとよぶ植物性粘液を混ぜた紙料液を、ばね式につるしてある漉き桁(げた)の中へ手前からすくい入れ、揺り動かして繊維の絡みをよくし、向こう側へ余分な水を流し、これを数回繰り...
ぬるめ
日本の山間地や高冷地でみられる、水田のふちに設けた、冷水を温めるための水溜まりや溝。用水路から直接引水しないで、ここでいったん温めてから田に水を入れる。
念(ねん)が残(のこ)・る
きっぱりと思い切ることができない。「金を溜めて大事にすると—・るという事もあり」〈円朝・真景累ヶ淵〉
のう‐せん【膿栓】
口蓋扁桃(こうがいへんとう)など、扁桃2の表面の穴に溜まる乳白色の塊。体外から進入した細菌やそれを駆除した白血球の残骸・老廃物・食べかすなどの集まりで、強い悪臭を放つ。
はい‐さ【排砂】
ダム湖の底に溜まった土砂を、水の流れが土砂を運ぶ力を利用して、下流に排出すること。ダムの下部にあるゲートを開いて、土砂を押し流す。
はいさ‐ゲート【排砂ゲート】
ダム湖の底に溜まった土砂を下流に排出するための設備。ダム本体の下部に設置され、排砂を行うときに開放される。
はき‐だめ【掃き溜め】
1 ごみを掃き集めて捨てておく場所。ごみ捨て場。ごみため。「—をあさる」 2 雑多な人や物が集まっている所。 [補説]作品名別項。→塵溜