タック‐ほう【TAC法】
《「海洋生物資源の保存及び管理に関する法律」の通称。TACはtotal allowable catch(漁獲可能量)の略》クロマグロ・サンマ・スケトウダラなど国民生活に重要あるいは資源管理が必要...
とき‐しらず【時知らず/時不知】
1 時期・季節を選ばないこと。また、そのような植物、キンセンカ・トキナシダイコンなどの別名。 2 (秋の漁獲期に外れていることから)春から夏にかけて、北海道沿岸で獲れる若いサケ。脂がのっていて美...
どうしん‐ぼう【道心坊】
1 成人してから仏門にはいった人。「年ごろ五十近き—」〈洒・田舎談義〉 2 乞食(こじき)僧。乞食坊主。「物乞ひの—に出で立ちて」〈読・稲妻表紙・五〉 3 江戸時代以降、網元に所属する漁師が漁獲...
どっこう‐せん【独航船】
母船とともに出漁して漁獲を行い、それを母船に売り渡す小型の船。サケ・マス漁業、カニ漁業などでみられる。
にっソ‐ぎょぎょうきょうりょくきょうてい【日ソ漁業協力協定】
昭和60年(1985)日ソ間で締結された、ソ連200海里以遠の水域におけるサケ・マス漁業に関する協定。平成3年(1991)ソ連解体後はロシア連邦に引き継がれ、平成5年(1993)北太平洋公海での...
にっソ‐ぎょぎょうじょうやく【日ソ漁業条約】
昭和31年(1956)北西太平洋における漁業資源の保護と有効利用を目的として日ソ間で結ばれた条約。これに基づき、両国のサケ・マスなどの漁獲量・操業水域・漁期などが毎年取り決められた。同52年、ソ...
にったい‐ぎょぎょうきょうてい【日台漁業協定】
《「公益財団法人交流協会と亜東関係協会との間の漁業秩序の構築に関する取決め」の通称》尖閣諸島周辺海域における日本と台湾の漁業権について定めた二国間の取り決め。日本は排他的経済水域での台湾漁船の操...
ぬすみ‐うお【盗み魚】
漁夫が漁獲物をくすねること。道心坊。
はえなわ‐りょう【延縄漁】
延縄を用いた漁。マグロやタラを漁獲する海洋での漁以外に、ウナギやコイをねらった河川での漁もある。
はたはた【鱩/鰰/雷魚/燭魚】
スズキ目ハタハタ科の海水魚。全長約20センチ。体はやや細長く側扁(そくへん)し、口が大きく、うろこはない。北太平洋と日本海の深海に分布し、11月下旬から12月にかけて産卵のため沿岸の藻場に押し寄...