しっ‐つう【漆桶】
《うるしを入れたおけの意》真っ黒で何も見分けがつかないように、仏法について何もわからない僧。また、その原因である煩悩(ぼんのう)や妄執をさす。
しっ‐ぱく【漆箔】
漆を塗った上に金箔・銀箔をつける技法。
しっ‐ぴ【漆皮】
漆で塗り固めた皮革。
しつ【漆】
[常用漢字] [音]シツ(漢) シチ(呉) [訓]うるし 〈シツ〉木の名。ウルシ。また、それから採った塗料。「漆器・漆黒/乾漆・金漆・膠漆(こうしつ)・丹漆」 〈うるし〉「漆絵/生漆(きうる...
しつ‐が【漆画】
漆(うるし)で描(か)いた絵。うるしえ。
しつ‐げい【漆芸】
漆(うるし)を用いた工芸の総称。漆工芸。
しつ‐ざい【漆剤】
ゴムまたはコロジオンをアルコールなどの溶液に加えた製剤。魚の目・たこなどの皮膚病に用いる。
ぬり‐べ【漆部】
漆部司に属した漆塗りの技術者。
ぬりべ‐の‐つかさ【漆部司】
律令制で、大蔵省に属し、漆塗りのことをつかさどった役所。大同3年(808)内匠寮(たくみりょう)に併合。うるしべのつかさ。