しば‐た・つ【屡立つ】
[動タ四] 1 音がしきりに聞こえる。「堀江漕ぐ伊豆手の舟の梶つくめ音—・ちぬ水脈(みを)速みかも」〈万・四四六〇〉 2 波などがしきりに起こり立つ。「島風に—・つ波のやちかへり恨みても猶たのま...
しま‐べ【島辺】
《上代は「しまへ」》島のほとり。島の付近。「潮さゐに伊良虞(いらご)の—漕ぐ舟に」〈万・四二〉
スタンドアップ‐パドルボード【Stand Up Paddle Board】
水上で専用のサーフボードに立ち、バランスを取りながらパドルを漕ぐスポーツ。SUP(サップ)。
そお‐ぶね【赭船】
赤土で塗った船。「旅にしてもの恋しきに山下(やまもと)の赤(あけ)の—沖に漕ぐ見ゆ」〈万・二七〇〉
ちり【散り】
1 建築で、二つの材面がわずかにずれた部分。 2 製本で、表紙が中身よりはみ出ている部分。上製本でみられる。 3 散ること。また、散らしたもの。「この夕(ゆふへ)降り来る雨は彦星の早漕ぐ舟の櫂(...
ハイ‐ピッチ【high pitched】
[名・形動] 1 音声の調子が高いこと。 2 ボートを漕ぐ調子や水泳の手足の動作の間隔などが短いこと。 3 物事の進行の程度が速いこと。また、そのさま。「復興が—に進む」
まつら‐ぶね【松浦船】
松浦地方でつくった船。「さ夜ふけて堀江漕ぐなる—梶の音高し水脈(みを)速みかも」〈万・一一四三〉
ま‐ほ【真秀/真面】
[名・形動ナリ] 1 よく整って十分なこと。完全なこと。また、そのさま。和歌では多く「真帆」に掛けて使われる。⇔偏(かたほ)。「しなてるや鳰(にほ)の湖に漕ぐ舟の—ならねども逢ひ見しものを」〈源...
ま‐も・る【守る/護る】
[動ラ五(四)]《「目(ま)守(も)る」の意》 1 侵されたり、害が及ばないように防ぐ。「犯罪から青少年を—・ろう」「身を—・る術」 2 決めたことや規則に従う。「約束を—・る」「教えを—・る」...
まよ【眉】
「まゆ」の古形。「—のごと雲居に見ゆる阿波の山かけて漕ぐ舟泊まり知らずも」〈万・九九八〉