かんのわのなのこくおう‐の‐いん【漢倭奴国王印】
福岡市東区の志賀島から出土した金印。天明4年(1784)に発見。印文は「漢委奴国王」の5字が刻まれている。西暦57年、倭の奴国王が後漢に朝貢し、光武帝より印綬を受けたという「後漢書」東夷伝にみえ...
かん‐ぶん【漢文】
1 中国古来の文語体の文章を日本でいう称。 2 日本人が1に倣って書いた文章。 3 中国の漢の時代の文章。
かん‐ぶんがく【漢文学】
1 中国古来の文学。中国の古典文学。経(けい)(経書)・史(歴史)・子(し)(諸子百家)・集(詩文集)の4部に大別される。 2 漢文でつづられた文学作品。または、それを研究する学問。
かんぶん‐くずし【漢文崩し】
漢文を訓読した文体。また、そういう文体で書かれた文章。
かんぶん‐くんどく【漢文訓読】
漢文を日本語の文脈に直して読むこと。→訓読
かんぶん‐たい【漢文体】
文章が漢文になっていること。また、漢文を訓読した口調に倣った文体。→和文体
かん‐ぶんてん【漢文典】
漢文の文法書。
かん‐ぶんぽう【漢文法】
漢文の文法。
かん‐ぽう【漢方】
中国から伝わった医術。皇漢医学。漢方医学。 [補説]「漢法」とも書く。
かんぽう‐い【漢方医】
漢方医術によって病気の診断・治療を行う医者。