し‐みず【清水】
地面や岩の間などからわき出る、きれいに澄んだ水。《季 夏》「二人してむすべば濁る—哉/蕪村」 [補説]地名・姓氏・作品名別項。→清水(静岡市の区) →清水(姓氏) →清水(狂言)
す・む【澄む/清む】
[動マ五(四)] 1 水や空気などに濁りがなくなり、透きとおった状態になる。「池の底まで—・んで見える」「—・んだ高原の空気」⇔濁る。 2 光や色などに曇りがなく、はっきり見える。「明るく—・...
にご・す【濁す】
[動サ五(四)] 1 濁るようにする。濁らせる。「水を—・す」 2 言葉などをあいまいにする。ごまかす。「口を—・す」 [可能]にごせる
にごら・す【濁らす】
[動サ五(四)] 1 濁るようにする。にごす。「水を—・す」 2 言葉をあいまいにする。ごまかす。「口を—・す」
にゅう‐だく【乳濁】
[名](スル)乳のように白く濁ること。「—した汚水」
ほう‐し【法師】
1 仏法によく通じ、人々を導く師となる者。また一般に、僧。出家。ほっし。 2 俗人で僧形をした者。「琵琶(びわ)—」「田楽—」 3 《昔、男の子は頭髪をそっていたところから》男の子。「いつかまた...
水(みず)濁(にご)れば則(すなわ)ち尾(お)を掉(ふる)うの魚(うお)無(な)し
《「鄧析子」無厚から》水が濁ると、泳ぎ回る魚はいない。政治が正しく行われないと、人民は自由で楽しい生活を送っていられないというたとえ。
やく‐みず【厄水】
赤潮の一。珪藻(けいそう)の異常増殖により、沿岸海域が緑褐色に濁るもの。晩冬から初春にかけ、三陸沖の親潮で発生。悪臭があり、魚が寄りつかず、漁業の妨げとなる。
ゆき‐にごり【雪濁り】
寒気がゆるみ雪がとけて、川や海の水が濁ること。《季 春》
よどみ【淀み/澱み】
1 水や空気などが流れずにたまっていること。また、その所。よど。「川の—」「空気の—」 2 底に沈んでたまること。どんより濁ること。 3 物事が順調に進まないこと。また、その箇所。「—なくしゃべ...