
2 光や色などに曇りがなく、はっきり見える。「明るく―・んだ月」「―・んだ目」「―・んだ水色」
3 音がさえてよく響く。「―・んだ声」⇔濁る。
7 すましこむ。気取る。
「舟の楫 (かぢ) 取りたる男 (をのこ) ども…うそぶいて見回し、いといみじう―・みたるさまなり」〈更級〉
8 上品で落ち着いている。地味な感じがする。
「薄鈍色の綾、中には萱草 (くわんざう) など―・みたる色を着て」〈源・手習〉
1 濁りをなくしてきれいにする。
「心ヲ―・メテ世ノ塵 (ちり) ニ汚サレザル人」〈ロドリゲス日本大文典〉