はま【浜】
俳句雑誌。昭和21年(1946)、大野林火が創刊・主宰。同人として野沢節子、村越化石らが参加した。大野の没後は松崎鉄之介が主宰を継承。平成25年(2013)8月号をもって終刊。
はまいで【浜出】
幸若舞曲。作者未詳。室町時代の成立。梶原景季が左衛門司に任ぜられた祝い事を題材としためでたいもの。別名「蓬莱山(ほうらいさん)」。
はま‐うた【浜歌/浜唄】
1 民謡の一種で、漁師が浜辺でうたう歌。 2 (浜唄)歌舞伎下座音楽の一。浜辺の情景を表す下座唄で、多くは波の音の大太鼓をかぶせる。また、合方(あいかた)としても用いる。
はまぐち【浜口】
姓氏の一。 [補説]「浜口」姓の人物浜口雄幸(はまぐちおさち)浜口陽三(はまぐちようぞう)浜口竜介(はまぐちりゅうすけ)
はまざき‐しんじ【浜崎真二】
[1901〜1981]プロ野球選手・監督。広島の生まれ。慶大卒業後、都市対抗野球で投手として活躍。昭和22年(1947)45歳で阪急(オリックスの前身)に入団、選手兼任監督となる。同25年に48...
はまだ【浜田】
姓氏の一。 [補説]「浜田」姓の人物浜田国松(はまだくにまつ)浜田耕作(はまだこうさく)浜田庄司(はまだしょうじ)浜田青陵(はまだせいりょう)浜田彦蔵(はまだひこぞう)浜田広介(はまだひろすけ)...
はまだ‐こうさく【浜田耕作】
[1881〜1938]考古学者。大阪の生まれ。号、青陵。京大教授・総長。英国などに留学し、日本の考古学に科学的研究方法を導入。日本および満州・朝鮮各地を踏査。著「通論考古学」など。
はまだ‐せいりょう【浜田青陵】
⇒浜田耕作
はままつ‐じょう【浜松城】
浜松市にあった城。元亀元年(1570)徳川家康が飯尾氏の居城の曳馬(ひくま)城に入り、浜松城と改称。天正6年(1578)新城完成。明治維新で廃城となったが、第二次大戦後、天守閣を復興。
はままつちゅうなごんものがたり【浜松中納言物語】
平安後期の物語。現存5巻で首部を欠く。菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)の作と伝える。成立年未詳。浜松中納言の日本と唐土にまたがる恋や転生を中心とする浪漫的な物語。御津(みつ)の浜松。