りゅう‐とう【流灯】
盂蘭盆(うらぼん)の16日の夜、灯火をともした灯籠(とうろう)を川などに浮かべて流すこと。また、その灯籠。灯籠流し。《季 秋》
りゅう‐とう【竜灯】
1 夜、海上に光が連なって見える現象。竜神が神仏にささげる灯火と言い伝えられるところからの名。不知火(しらぬい)。《季 秋》 2 神社に奉納する灯火。
りょうしょく‐とう【両色灯】
小型船が舷灯に代用できる船灯。一つの灯具で一面には緑色の灯、他面には紅色の灯を装置したもの。
りん‐とう【輪灯】
仏前に灯を献ずるための、天井からつるして油皿をのせる器具。
るり‐とう【瑠璃灯】
1 黄檗宗(おうばくしゅう)で、仏殿内につるす六角形の灯籠。周囲を絹で張り、中に瑠璃製の灯器を置いたもの。 2 歌舞伎・文楽の照明具。四角い小板や丸缶にろうそくを立てたもの。大道具に打ちつけたり...
ろじ‐あんどん【露地行灯】
茶の湯で、夜咄(よばなし)や暁の茶事のとき、露地の腰掛けに置き、明かりとする角形の低い行灯。
ロッテルダムのひ【ロッテルダムの灯】
庄野英二によるエッセー集。昭和35年(1960)刊行。翌年、第9回日本エッセイストクラブ賞受賞。