かりんさん‐せっかい【過燐酸石灰】
燐酸を主成分とする化学肥料。燐酸二水素カルシウムと硫酸カルシウムの混合物で、燐鉱石に硫酸を加えて得られる。速効性があり、世界的に古くから使用。過石。
き‐ばい【木灰】
草木を焼いてつくった灰。肥料・あく抜きなどに用いる。もっかい。
きんぞく‐かい【金属灰】
金属を焼いてできる灰。多くは金属の酸化物。
クロル‐せっかい【クロル石灰】
⇒晒(さら)し粉
こう‐かい【降灰】
噴火によって地上に火山灰が降ること。また、その灰。こうはい。
こう‐はい【降灰】
「こうかい(降灰)」に同じ。
こうぼく‐しかい【槁木死灰】
《「荘子」斉物論から》肉体は枯れた木のようであり、心は冷たい灰のようであること。心身に生気・活力・意欲などのないことのたとえ。
こっ‐かい【骨灰】
動物の骨を、脂肪やにかわ質を脱してから焼いて作った灰。燐酸(りんさん)カルシウムを含むので、燐酸の原料・燐酸肥料とする。こつばい。
こっ‐ぱい【骨灰/粉灰】
[名・形動] 1 細かく打ち砕くこと。粉みじんになること。また、そのさま。「やわな謡(うたい)は断(ちぎ)れて飛ぶじゃよ。…唸(うな)る連中—じゃて」〈鏡花・歌行灯〉 「身を—にして働いた」〈中...
こつ‐ばい【骨灰】
1 骨が焼けて灰状になったもの。 2 ⇒こっかい(骨灰)