[名・形動]

  1. 細かく打ち砕くこと。粉みじんになること。また、そのさま。

    1. 「やわな謡 (うたい) は断 (ちぎ) れて飛ぶじゃよ。…唸 (うな) る連中—じゃて」〈鏡花歌行灯

    2. 「身を—にして働いた」〈中勘助・鳥の物語
  1. さんざんな目にあうこと。また、そのさま。

    1. 「荒尾君の作などは毎 (いつ) でも—に軽蔑 (けな) される」〈魯庵社会百面相

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