じゅうじ‐もち【十字餅】
《「十」の字を、災いを除き幸いを招くまじないとして、祝儀の贈り物の蒸し餅の上に紅色で書くところから》蒸し餅・まんじゅうの異称。
じゅ‐ごん【呪禁】
まじないを唱えて物の怪(け)などの災いをはらうこと。
じゅ‐そ【呪詛/呪咀】
[名](スル)《古くは「しゅそ」》神仏や悪霊などに祈願して相手に災いが及ぶようにすること。のろうこと。「身の不運を—する」
じょう‐げん【上元】
三元の一。陰暦正月15日の称。この日、小豆がゆを食べると一年中の災いを避けられるとされる。《季 新年》→中元 →下元
じょう‐さい【攘災】
災いをはらいのけること。また、そのための祈祷。「—招福」
じょ‐さい【除災】
災いを除くこと。災禍をとりのけること。「—招福」
すい‐か【水火】
1 水と火。洪水と火事。「—の災い」 2 洪水や火事のように、勢いが激しいこと。「—の責め苦」 3 水におぼれ、火に焼かれるような苦しみ。「—をいとわない」 4 水と火のように、互いに相容れない...
せいヤーニャ‐きょうかい【聖ヤーニャ教会】
《Svētā Jāņa baznīca》 ラトビアの首都リガの旧市街にある教会。13世紀にドミニコ会修道院として創設され、16世紀に再建されてゴシック様式のルーテル派教会になった。教会を災いか...
積悪(せきあく)の家(いえ)には必(かなら)ず余殃(よおう)あり
《「易経」坤卦から》悪事を積み重ねてきた家には、その報いとして必ず子孫にまで及ぶ災いがやってくる。
せっしょう‐せき【殺生石】
栃木県那須温泉の近くにある溶岩の塊。鳥羽天皇の寵姫玉藻前(たまものまえ)は妖狐の化身で、殺されて石になったという。この石に触った人に災いを与えたので後深草天皇の時、玄翁(げんのう)和尚が杖(つえ...