しず‐の‐め【賤の女】
身分の低い女子。「大原の炭をいただく—は」〈拾玉集・二〉
しぜん‐れいばい【自然冷媒】
空調や冷蔵・冷凍機器などに使用する冷媒のうち、水・空気・アンモニア・二酸化炭素など自然界にもともと存在する物質をいう。
した‐ばん【下盤】
断層や鉱脈・炭層などの下側の岩石・岩盤。⇔上盤(うわばん)。
した‐び【下火】
1 火勢が衰えること。「山火事が—になる」 2 盛んだった物事の勢いがだんだん衰えてくること。「人気が—になる」 3 オーブンなどで下から当てる火。⇔上火(うわび)。 4 茶の湯で、三炭(さんた...
しち‐ざ【七座】
鎌倉・室町時代、各地に設けられた7種の座。絹座・炭座・米座・檜物座(ひものざ)・千朶積座(せんだづみざ)・相物座(あいものざ)・馬商座の七つ。一説に、魚・米・器・塩・刀・衣・薬の七つの専売店ともいう。
しちじ‐しき【七事式】
茶道の千家で修練のために制定された七つの式法。花月・且座(さざ)・茶かぶき・員茶(かずちゃ)・回り炭・回り花・一二三(いちにさん)をいう。
しち‐りん【七輪/七厘】
《価が7厘ほどの炭で間に合うの意からという》炭火をおこしたり、煮炊きをしたりするための簡便な土製のこんろ。
シックビル‐しょうこうぐん【シックビル症候群】
《sick building syndrome》閉め切りビル症候群。エアコンの普及で一年中窓を閉め切り、新鮮な空気の導入が少ないビルで働く人々に現れるさまざまな症状。頭痛・吐き気、目やのどの痛み...
しつ‐げん【湿原】
低温で多湿な所に発達した草原。枯死した植物の分解が進まず泥炭となって堆積(たいせき)し、その上に水性植物におおわれた草原が生育していく。低層・中間・高層湿原などに分けられる。 [補説]書名別項。→湿原
シトロン【citron】
1 ミカン科の常緑小高木。花は淡紫色。実は長卵形でひだがあり、果肉は淡黄色で酸味が強い。果実は砂糖煮、果汁は飲料、果皮や葉は香料にする。インドの原産で、暖地に栽培される。丸仏手柑(まるぶしゅかん...