じんかくのない‐しゃだん【人格の無い社団】
⇒権利能力無き社団
すずしめ【清しめ】
神の心をしずめること。また、そのための神楽(かぐら)など。「何と神を—の御酒は無きか」〈鷺流狂・鉢叩〉
そうぼう【蒼氓】
石川達三の長編小説。ブラジル移民を主題とする三部作の第一部として、昭和10年(1935)に発表。同年、第1回芥川賞受賞。第二部「南海航路」および第三部「声無き民」は昭和14年(1939)に発表さ...
たつ‐の‐いち【辰の市】
古代、大和国添上郡(現在の奈良市内)に、辰の日ごとに定期的に立った市。「無き名のみ—とはさわげどもいさまだ人をうるよしもなし」〈拾遺・恋二〉
た‐なか【田中】
田の中。また、田に囲まれた所。転じて、いなか。「—の一と筋道の五六町ほどは何も無きに」〈露伴・夜の雪〉
たん【胆】
1 肝臓。きも。 2 からだの中で、勇気や度胸の生じるもとと思われているところ。きもったま。「世に骨無き人は多く—有る人は稀なれば」〈露伴・風流魔〉
ち‐ぎょう【智行】
智恵と修行。智識と徳行。「—兼備の誉れ、諸寺に人無きがごとし」〈太平記・二〉
ちゃん【銭】
《唐音》ぜに。金銭。ちゃんころ。「—一文無き此の身の仕合せ」〈浮・新色五巻書・一〉
てん‐ぼこり【貂誇り】
「鼬(いたち)の無き間の貂誇り」の略。
ない‐ばら【ない腹】
無き腹、または、泣き腹の変化した語か。