む‐せい【無声】
1 音声を出さないこと。また、出ないこと。「—慟哭(どうこく)」⇔有声。 2 発音の際、声帯の振動を伴わないこと。⇔有声。
むせい‐えいが【無声映画】
音声・音響を伴わない、画像だけの映画。サイレント映画。⇔発声映画。
むせい‐おん【無声音】
声帯の振動を伴わないで発する音。子音の[p][t][k][s][ts]など。母音も場合により無声になることがある。⇔有声音。
むせい‐か【無声化】
通常は有声である音が無声音になる現象。例えば、「来た」というときの母音iは無声化しやすい。
むせい‐の‐し【無声の詩】
1 無韻の詩。 2 《黄庭堅「次韻子瞻子由題憩寂図」から》絵画のこと。
むせい‐ほうでん【無声放電】
音の発生を伴わない放電の総称。コロナ放電、無電極放電など。