裃(かみしも)を脱(ぬ)・ぐ
堅苦しい態度を捨てて打ち解ける。「—・いで、ひとつ無礼講でいきましょう」
かん‐たい【緩怠】
[名・形動] 1 いいかげんに考えてなまけること。また、そのさま。「自己の—を恥じる」 2 失敗すること。過失。手落ち。「—をわびる」 3 無礼、無作法なこと。また、そのさま。「—至極」「—千万...
きりすて‐ごめん【切(り)捨て御免】
江戸時代、武士に与えられていた特権の一。町人・百姓などが無礼な行為に及んだ場合、殺しても処罰されなかったこと。転じて、弱者に対し、特権を用いて横暴なふるまいをすること。
きわみ【極み】
きわまるところ。物事の行きつくところ。極限。限り。きわまり。「天地の—」「無礼の—」「贅(ぜい)の—を尽くす」
げん‐い【言意】
ことばの意味。「此—の無礼を憤り」〈織田訳・花柳春話〉
こじり‐とがめ【鐺咎め】
1 武士がすれ違うときに、双方の刀の鐺が触れ合うのを、無礼だとしてとがめること。鐺当て。鞘当て。 2 ちょっとしたつまらないことでとがめだてすること。「見しりごしなる悪口、あるいは—、又は男だて...
こち‐な・し【骨無し】
[形ク] 1 不作法である。無礼だ。「悩ましくなむ、と事無しび給ふを、しひて言ふも、いと—・し」〈源・手習〉 2 無骨だ。無風流だ。「男なんどは—・うもぞおぼしめす」〈平家・一〇〉
ごうがん‐ふそん【傲岸不遜】
[名・形動]いばり返って、人を見下し、へりくだる気持ちがないこと。また、そのさま。傲岸無礼。傲慢無礼。
ごう‐まん【傲慢】
[名・形動]おごりたかぶって人を見くだすこと。また、そのさま。「—な態度」「—無礼」 [派生]ごうまんさ[名]
さらい‐の‐し【嗟来の食】
《「礼記」檀弓下から》「さあ、食え」と無礼な態度で与える食べ物のこと。