くろもじ‐の‐あぶら【黒文字の油】
クロモジの枝葉からとれる精油。無色または淡黄色で芳香があり、香水・石鹸(せっけん)・化粧品などの香料に用いる。
クロラール【chloral】
刺激臭のある無色の液体。エチルアルコールに塩素を作用させて作る。DDTの原料に用いられた。
クロルピクリン【chlorpicrin】
漂白粉の懸濁液にピクリン酸を加え、蒸留して得られる無色の油状の液体。殺虫・殺菌・殺鼠(さっそ)剤、窒息・催涙性の毒ガスなどに用いる。クロロピクリン。塩化ピクリン。化学式CCl3NO2
クロロエタン【chloroethane】
有機塩素化合物の一種。エタンの水素原子1個を塩素原子に置き換えたもの。劇物。甘い香りをもつ無色気体。かつてガソリンに添加されたテトラエチル鉛の原料として利用された。化学式C2H2Cl モノクロロ...
クロロプレン【chloroprene】
触媒の存在下でアセチレンに塩化水素を反応させて得られる無色の液体。ブタジエンと塩素からも製造される。重合してクロロプレンゴムとなる。
クロロベンゼン【chlorobenzene】
ベンゼンを塩素化したもの。無色の液体。合成染料の中間体、有機溶剤などとして用いられる。
クロロホルム【chloroform】
エーテル臭をもつ無色透明の液体。メタンを塩素ガスで塩素化して作る。揮発性があり、蒸気は甘味を帯びる。フレオンの合成原料、溶剤などに用いる。以前は吸入麻酔薬に用いられた。化学式CHCl3 クロロフ...
クロールピクリン【(ドイツ)Chlorpikrin】
気化して刺激性・催涙性のガスを発する、無色油状の液体。穀物などの殺虫殺菌剤、毒ガスなどに使用する。
グアニジン【guanidine】
HN=C(NH2)2の示性式で表される有機化合物。潮解性のある無色の結晶で、強い塩基性をもつ。火薬・樹脂・医薬品などの原料として用いられる。イミノ尿素。→グアニジノ基
グリコロニトリル【glycolonitrile】
シアノヒドリンの一種。可燃性をもつ無色の油状液体。猛毒。容易にホルムアルデヒドとシアン化水素に分解する。ホルムアルデヒドシアノヒドリン。ヒドロキシアセトニトリル。化学式C2H3NO