ひかりとうかせい‐じゅし【光透過性樹脂】
無色透明で光を透過させる樹脂の総称。眼鏡レンズ、コンタクトレンズ、光ファイバーなどに用いられる。有機ガラス。
ひ‐さん【砒酸】
砒素または三酸化二砒素を濃硝酸で酸化し濃縮するとできる、無色で潮解性のある結晶。猛毒。水に溶けやすく、弱酸性。砒素剤の原料。化学式H3AsO4 また、五酸化二砒素As2O5をさすこともある。
ひさん‐なまり【砒酸鉛】
砒酸の鉛塩。オルト砒酸鉛Pb3(AsO4)2・メタ砒酸鉛Pb(AsO3)2・ピロ砒酸鉛Pb2As2O7のほか、砒酸水素鉛PbHAsO4と砒酸二水素鉛Pb(H2AsO4)があり、いずれも無色の粉末...
ひしょく‐かん【比色管】
比色分析に用いられる無色透明の試験管。
ひそうひひそう‐てん【非想非非想天】
仏語。無色界の第四天で、三界の最頂部。ここに生まれる者は粗雑な煩悩(ぼんのう)がないから非想といい、微細な煩悩がまだ残っているから非非想という。仏教以外のインドの宗教では解脱(げだつ)の境地とし...
ヒドラジン【hydrazine】
窒素2原子と水素4原子から成る無色の液体。空気中で強く発煙する。有毒。還元剤・ロケット燃料などに用いられる。
ヒドロキシルアミン【hydroxylamine】
水酸基(ヒドロキシル基)とアミンが結合した物質。アンモニアに類似した物質で、無色の結晶。セ氏130度ぐらいで爆発する。劇物。
ヒドロキノン【hydroquinone】
キノンを亜硫酸で還元して得られる無色の結晶。還元性が強く、写真現像剤や分析試薬などに用いられる。化学式C6H4(OH)2 ハイドロキノン。
ひょうしゅう‐せき【氷州石】
方解石の無色透明なもの。氷州(アイスランド)で良質のものが産出され、ニコルプリズムに用いられた。
ひょうしょう‐せき【氷晶石】
ナトリウム・アルミニウムの弗化物(ふっかぶつ)からなる鉱物。無色または白色でガラス光沢がある。単斜晶系。溶剤としてアルミニウム冶金(やきん)に使用。クリオライト。