ぶ‐いん【無音】
1 久しく便りをしないこと。音信がとだえること。無沙汰(ぶさた)。「御—に打ち過ぎ申し訳ございません」 2 しかるべきあいさつや、ことわりのないこと。「—に乱入の条、甚だ謂(いはれ)なし」〈保元...
ぶ‐えき【無射】
1 中国音楽の十二律の一。基音の黄鐘(こうしょう)より一〇律高い音。日本の十二律の神仙(しんせん)にあたる。 2 陰暦9月の異称。
ぶ‐えん【無塩】
1 塩けのないこと。塩を用いないこと。 2 《塩を使っていないところから》生(なま)であること。新鮮であること。また、そのもの。「ここに—の平茸(ひらたけ)あり」〈平家・八〉 3 人ずれのしてい...
ぶ‐えんりょ【無遠慮/不遠慮】
[名・形動]遠慮をせず、好きなように振る舞うこと。また、そのさま。「—な物言い」
ぶ‐き【不器/無器】
[名・形動ナリ] 1 資質・才能にめぐまれていないこと。技や手際の悪いこと。また、そのさま。不器用。「—の人のことに我とただおさへてよみならはんとし候へば、あしくなり行き」〈毎月抄〉 2 洗練さ...
ぶ‐きっちょ【不器用/無器用】
[名・形動]「ぶきよう(不器用)」の音変化。ぶきっちょう。「手先の—な人」
ぶ‐きみ【不気味/無気味】
[名・形動]気味が悪いこと。また、そのさま。「—な笑い声」 [派生]ぶきみがる[動ラ五]ぶきみさ[名]
ぶきみ‐の‐たに【不気味の谷】
人型ロボットなどの様態があまりにも人間に近いときに、見る者に違和感や嫌悪感を抱かせるとされる現象。 [補説]ロボットの他、CG映像などについても用いられる。単純な機械に対しては抱かれない親近感が...
ぶ‐きよう【不器用/無器用】
[名・形動] 1 手先が器用でないこと。また、そのさま。ぶきっちょ。「—な手つき」 2 物事の処理のへたなこと。また、そのさま。「—でお世辞一つ言えない」 3 道理にはずれていること。卑劣なこと...
ぶ‐きりょう【不器量/無器量】
[名・形動]《「不器量」の場合は「ふきりょう」とも》 1 顔かたちが醜いこと。また、そのさま。「—な生まれつき」 2 才知・能力がないこと。また、そのさま。「愚かなる者は謹慎篤実なれば、—なるや...