ごま‐やき【胡麻焼(き)】
ゴマをつけて焼くこと。また、その食品。
ごんべえ‐やき【権兵衛焼】
《萩焼の陶工、倉崎権兵衛が焼いたところから》楽山(らくざん)焼の異称。
さいきょう‐やき【西京焼(き)】
西京漬けの白身魚を焼いたもの。
さいと‐やき【道祖土焼(き)】
小正月に、門松や注連(しめ)飾りなどを焼く道祖神の火祭り。主に東日本でいう。どんど焼き。→左義長(さぎちょう)
さが‐やき【嵯峨焼】
江戸末期、京都の嵯峨地方から産出した陶器。
さざえ‐の‐つぼやき【栄螺の壺焼(き)】
サザエを殻ごと火にかけて焼いた料理。また、身を殻から出して細かく刻み、ミツバ・セリなどといっしょに殻に入れ、醤油(しょうゆ)などで味つけして煮たもの。つぼやき。《季 春》
さつま‐やき【薩摩焼】
鹿児島県薩摩・大隅地方に産する陶磁器の総称。文禄の役後、島津義弘が朝鮮から伴ってきた陶工によって始められた。俗に白薩摩・黒薩摩とよばれる白釉(はくゆう)地のものと黒釉地のものとがあり、作風も多様...
さめはだ‐やき【鮫肌焼(き)】
釉(うわぐすり)が鮫の肌のように粒状になった陶器。薩摩焼・萩焼などにみられる。
さんが‐やき【さんが焼(き)】
なめろうを鮑(あわび)の殻などに詰めて焼いた料理。 [補説]房総地方の漁師が山で仕事をする際、魚を保存して食すために工夫したものという。「山河焼き」「山家焼き」とも書く。
さんだ‐やき【三田焼】
兵庫県三田市付近から産した陶器。寛政年間(1789〜1801)内田忠兵衛が創始。京都から名工を招き、優れた作品が焼かれた。青磁で名高い。