レーザー‐かくゆうごうろ【レーザー核融合炉】
重水素と三重水素とからなる燃料に、レーザー光線を照射して爆発的に圧縮し、超高密度のプラズマを発生させることによって核融合を起こさせようという核融合炉。現在研究が進められている。
レーザー‐すみだしき【レーザー墨出し器】
建築現場で、柱・梁・壁面などの構造体に工事の基準となる水平・垂直の線を、レーザーで照射する機器。→墨出し
レーザー‐トラッピング【laser trapping】
レーザー冷却の技術を用いて、原子またはイオンの運動量を低く抑えて捕捉すること。レーザー光を複数の方向から照射することにより、1個の原子やイオンを静止させることができる。レーザー捕捉。
レーザードップラー‐りゅうそくけい【レーザードップラー流速計】
レーザーを照射し、流体中の微粒子の運動によるドップラー効果を受けた散乱光から、局所的な流速を非接触で測定する装置。レーザー流速計。LDA(laser Doppler anemometer)。LD...
レーザー‐ひかりぎょうこじゅつ【レーザー光凝固術】
レーザー光線を網膜や虹彩などの病変部に照射し、組織を熱凝固させることによって病気を治療する方法。糖尿病網膜症・加齢黄斑変性症・緑内障などの治療に用いられる。→網膜光凝固術 →レーザー虹彩切開術
レーザー‐ピーニング【laser peening】
水中で金属材料の表面にレーザーを照射してプラズマを発生させ、高圧の衝撃波によって金属表面を外側から硬化させる処理法。
レーザー‐プリンター【laser printer】
プリンターの一種。レーザー光線を円筒形の感光体に照射して像を作り、静電気によって付着したトナーを熱と圧力で紙に転写して印刷する。カラー印刷も可能。レーザービームプリンター(LBP)。
レーザー‐マーカー【laser marker】
レーザーを照射し、金属・樹脂・プラスチック・紙などの表面を熱変化させて、刻印・彫刻をする加工機器。
レーダーはんしゃ‐だんめんせき【レーダー反射断面積】
レーダーの電波を照射したとき、アンテナに向かって対象物から反射される電波強度の度合いを表した値。対象物の幾何学的形状や材質に依存する。この値が小さいほど、レーダーでその対象物を捉えにくくなり、い...
ワープド‐ナノグラフェン【warped nanographene】
炭素原子が六角形および七角形の格子状に並び、湾曲した曲面構造をもつ分子。炭素原子80個、水素原子30個からなる。単層の平面をなすグラフェンと異なり、馬の鞍のような形状で微小なくぼみがあるため、有...