ねつ‐の‐しごととうりょう【熱の仕事当量】
1カロリーの熱量が、何ジュールの仕事に相当するかを示す値。熱量を仕事に換算する定数で、記号Jを用い、J=4.1855J/cal(ジュール毎カロリー)である。
ねつ‐ようりょう【熱容量】
ある物体の温度を1度上げるのに要する熱量。
ねつりきがく‐の‐ほうそく【熱力学の法則】
熱力学の基礎をなす三法則。(1)第一法則。物体に外部から加わった仕事と熱量との和は、内部エネルギーの増加に等しいという法則。熱と仕事は等価で、熱を含めてエネルギーは保存される。(2)第二法則。熱...
ねつりょう‐けい【熱量計】
熱量を測定する装置。熱容量のわかっている物質に、測定する物質の熱を吸収させて測定する水熱量計・金属熱量計など。比熱・潜熱・反応熱などの測定に使用。カロリーメーター。
ねんしょう‐ねつ【燃焼熱】
物質が完全燃焼するときに発生する反応熱。通常、物質1モルまたは1グラム当たりの熱量をカロリーで表す。
はいプラスチック‐こけいねんりょう【廃プラスチック固形燃料】
原料となる廃棄物を古紙やポリエチレンなどの廃プラスチックに限定し、それらを圧縮成形した燃料。古紙と廃プラスチックの混合比率を変えることで、熱量を調節することができる。RPF(refuse pap...
はっせいろ‐ガス【発生炉ガス】
石炭やコークスを不完全燃焼させて得るガス。一酸化炭素・窒素などからなり、低発熱量の燃料用とする。
はつねつ‐りょう【発熱量】
一定単位の燃料が完全燃焼したときに発生する熱量。石炭・灯油などの1キログラムまたは1立方メートル当たりの熱量で表す。
はんのう‐ねつ【反応熱】
化学反応に伴って発生し、または吸収される熱量。反応の種類によって、燃焼熱、分解熱、中和熱、生成熱、水素化熱などに分類される。
ひ‐ねつ【比熱】
物質1グラムの温度をセ氏1度上げるのに必要な熱量。圧力一定のときを定圧比熱、体積一定のときを定積比熱という。比熱容量。