出典:gooニュース
福島第一原発3号機でも燃料デブリ取り出しへ 原子炉格納容器周辺で放射線量測定開始
東京電力は福島第一原発3号機の燃料デブリ取り出しに向けて、原子炉格納容器周辺で放射線量の測定を12月6日から始めています。溶け落ちた核燃料「燃料デブリ」が約880トンあるとされる福島第一原発では、11月に2号機で事故後初めて燃料デブリの試験的な取り出しが行われました。
3号機でも燃料デブリ取り出しへ 格納容器につながる配管周辺の調査開始 東京電力福島第一原発
福島第一原発の1号機から3号機には、溶け落ちた核燃料=燃料デブリがおよそ880トンあるとされ、このうち2号機では11月、デブリおよそ0.7グラムの試験的な取り出しを行いました。こうした中、東京電力は3号機でもデブリの取り出しに向け、格納容器につながる配管周辺を、カメラで確認する調査を4日から始めました。
3号機で燃料デブリ取り出しに向けた調査開始 格納容器につながる配管の周辺状況確認《福島第一原発》
2号機では11月に、事故後初めてとなる燃料デブリの試験的取り出しに成功していて、その際に使用した配管と同じ位置にあるものを3号機でも使えるか確認する。 3号機での大規模取出しについて、東京電力は2025年度半ばまでに予算規模やスケジュールを検討する計画だ。
もっと調べる