お‐とっ‐つぁん【御父つぁん】
《「おととさま」の音変化》子供が父を敬い、親しみをこめて呼んだ語。近世後期から中流以上の家庭で使われた。
おとな【大人】
1 成長して一人前になった人。 ㋐一人前の年齢に達した人。「入場料—200円、子供100円」⇔子供。 ㋑一人前の人間として、思慮分別があり、社会的な責任を負えること。また、その人。「—としての自...
おと‐ひめ【弟姫/乙姫】
1 竜宮に住むという美しい姫。 2 妹の姫。⇔兄姫(えひめ)。「—、父(かぞ)の憂ふる色を怪しびて」〈皇極紀〉 3 年若い姫。「篠原の—の子ぞ」〈肥前風土記〉
おとわ‐や【音羽屋】
歌舞伎俳優の尾上菊五郎・坂東彦三郎両系統の称する屋号。初世菊五郎の父が、京都都(みやこ)万太夫座の出方をしていた音羽屋半平であったところからいう。
お‐とん【御父】
《「おとうはん」の変化した語》関西系方言で、子供が父親を呼ぶ語。また、妻が夫を呼ぶ語。
おどろ・く【驚く/愕く/駭く】
[動カ五(四)]《意識していなかった物事に、はっと気づく意が原義》 1 意外なことに出くわして、心に衝撃を受ける。びっくりする。感嘆する。「宇宙の神秘に—・く」「父の博識に—・く」 2 はっと気...
お‐ば【伯母/叔母】
《「小母(おば)」と同語源》父母の姉や妹。また、父母の兄弟の妻。父母の姉には「伯母」、妹には「叔母」の字を用いる。⇔伯父(おじ)。
お‐ば【小母】
よその年配の女性を呼ぶ語。「おばさん」「おばさま」などの形で用いる。⇔小父(おじ)。
お‐ば【祖母】
《「おおば」の音変化》父母の母。そぼ。⇔祖父(おじ)。「かの御—北の方」〈源・桐壺〉
お‐ばあ‐さま【御祖母様】
祖母を敬っていう語。⇔御祖父様(おじいさま)。