しっ‐か【膝下】
1 ひざの下。ひざもと。 2 自分を庇護(ひご)してくれる人のもと。「親の—を離れる」 3 手紙で、父母などの宛名の脇付(わきづけ)に用いる言葉。
シックス‐ポケット【six pockets】
一人の子供に、両親と双方の祖父母の合わせて6個の財布から、金が注がれること。少子時代を反映した言葉。
しつ‐ゆう【執友】
1 手を取り合うくらい親しい友。同志。 2 父の友人。
死(し)に水(みず)を取(と)・る
死に際の人の唇を水でしめしてやる。転じて、臨終まで介抱する。「父の—・る」
し‐ふ【師父】
1 師匠と父。 2 父のように敬い親しむ師。「—と仰ぐ」
し‐べつ【死別】
[名](スル)しにわかれること。「幼いころに父に—した」⇔生別。
しみ‐た・れる
[動ラ下一] 1 「しみったれる1」に同じ。「—・れた老父(おやじ)」〈露伴・いさなとり〉 2 「しみったれる2」に同じ。「脅迫されるような始末じゃ、—・れずには居られないよ」〈紅葉・多情多恨〉
シムトカ‐ゾン【Simtokha Dzong】
ブータン西部、首都ティンプーの郊外の町シムトカにある城。17世紀に建国の父と称されるシャプトゥン(ガワン=ナムゲル)により建立。仏教寺院、中央政庁、城塞を兼ね、のちの同様の建築物ゾンの原型となった。
しゃ【汝】
[代]二人称の人代名詞。相手を卑しめていう語。きさま。おまえ。「名のりて過ぎるほととぎす、—が父に似て、父に似ず」〈浄・寿の門松〉
しゃ‐ぜん【洒然】
[ト・タル][文][形動タリ]あっさりしていて、物事にこだわらないさま。「父はそう言ったなり—としていた」〈漱石・行人〉