しそう‐はん【思想犯】
国家体制に相反する思想に基づく犯罪。また、その犯人。特に、もと治安維持法に触れた犯罪、およびその犯罪者をいう。
しゅうごう‐はん【集合犯】
⇒集合的犯罪
しゅ‐はん【主犯】
二人以上の者による犯罪行為の中心となった者。
しょ‐はん【初犯】
初めて罪を犯すこと。また、初めて犯した罪。→再犯 →累犯
しんがい‐はん【侵害犯】
法益が侵害されたという結果(実害)が発生すれば、その犯罪が完成したとされるもの。殺人罪・窃盗罪など。実害犯。⇔危険犯。
しん‐ぱん【侵犯】
[名](スル)他国の領土や権利などを不法に侵すこと。「領空を—する」
じっしつ‐はん【実質犯】
一定の行為のほかに結果の発生を必要とする犯罪。結果犯。→形式犯
じつりょく‐はん【実力犯】
⇒強力犯(ごうりきはん)
じ‐はん【事犯】
法令に違反し処罰されるべき行為。「交通—」「経済—」
じゅうぞく‐はん【従属犯】
正犯に従属して成立する犯罪。教唆犯および従犯。加担犯。