まったく【全く】
[副]《形容詞「まったい」の連用形から》 1 完全にその状態になっているさま。すっかり。「—新しい企画」「回復の希望は—絶たれた」 2 打消しの語を伴って、完全な否定の意を表す。決して。全然。「...
まつご‐ようし【末期養子】
江戸時代、後嗣のない武家が一家の断絶を避けるため危篤状態になってから急に願い出る養子。急養子。
まつ‐ろ【末路】
1 道の終わり。 2 一生の最後。晩年。ばつろ。「人生の—」 3 盛りを過ぎて衰え果てた状態。なれのはて。ばつろ。「英雄が哀れな—をたどる」
まとまり【纏まり】
まとまること。また、その状態。「話の—がつかない」「—のないグループ」
俎板(まないた)の鯉(こい)
《俎板の上の、料理されるのを待つ鯉の意から》相手の意向や運命にまかせるよりほかに方法のない状態のたとえ。俎板の魚(うお)。俎上(そじょう)の魚(うお)。
まな‐しき【末那識】
《「末那」は、梵manasの音写》仏語。唯識説でいう八識のうちの第七識。我に執着して存在の根拠となる心の働き。意識がなくなった状態にも存在し、迷いの根源とされる。
マニックピクシードリーム‐ガール【manic pixie dream girl】
《manicは躁(そう)状態、pixieは妖精の意》映画などの類型的なヒロインの一。引っ込み思案な男性主人公を、明るく奔放なふるまいで翻弄しながらも、その性格や趣味を受け入れてくれる、妖精的な魅...
ま‐ひ【麻痺/痲痺】
[名](スル) 1 しびれて感覚がなくなること。しびれ。「あまりの冷たさに指先が—する」 2 通常のはたらきや動きが停止すること。「大雪で交通が—状態だ」「彼の良心は—している」 3 脳・神経や...
まま
[接助]《名詞「まま(儘)」から》用言または助動詞の連体形に接続する。 1 (多く完了の助動詞「た」に続けて「…たまま」の形で用いる)ある動作や状態が保たれた状況で、別の動作がなされる意を表す。...
まま【儘/随/任】
《「まにま」の音変化》多く連体修飾語を受けて形式名詞的に用いられる。 1 その状態に変化のないこと。それと同じ状態。「昔の—」「現状の—」「立った—の姿勢」 2 (多く「ままになる」の形で用いる...