ちちのわびじょう【父の詫び状】
向田邦子によるエッセー集。昭和53年(1978)刊行。表題作を原作にジェームス三木が脚本を書いたドラマが昭和61年(1986)に制作されている。
ちゃくとう‐じょう【着到状】
中世、出陣命令を受けた諸将が、はせ参じた旨を記した文書。これを受け取った大将または奉行は、承認の文言と花押とを加えて返し、後日の恩賞の証拠とした。着到。
ちゅうかく‐しょうじょう【中核症状】
ある疾患の基本的な症状。認知症の場合、記憶障害、見当識障害(時間・季節・場所の感覚、自分の年齢、人間関係がわからなくなる)、理解・判断力の障害、実行機能障害(計画を立てて実行できない、電気製品な...
ちゅうしん‐じょう【注進状】
中世の上申文書の一。荘園の代官が現地の状況や年貢の収支を本所に報告するときなどに用いた。注文。
ちゅう‐じょう【柱状】
柱に似た形。
ちょう‐じょう【牒状】
1 順番に回して用件を伝える書状。まわしぶみ。回文。回状。「山(=比叡山)へも奈良(=興福寺)へも—をこそ送りけれ」〈平家・四〉 2 国から国への書状。国書。「この度は、いと苦々しう、—とかや持...
ちょうせん‐じょう【挑戦状】
戦いをいどむ旨を相手に告げる書状。「—を送りつける」
ちん‐じょう【陳状】
1 実状を述べること。また、その文書。 2 中世の訴訟で、訴人(原告)の訴状に対して、論人(被告)が提出した弁駁(べんぱく)反論の申し状。→訴状
つけ‐じょう【付(け)状】
1 添え状。 2 貴人に書状を送る際、直接に差し出すのをはばかって、そのそばに仕える人をあて名としたもの。
つつみ‐じょう【包み状】
書状を別の紙で包み、のりで封をしたもの。