げんくろう‐ぎつね【源九郎狐】
1 伝説で、大和にいたといわれるいたずら狐。播磨(はりま)の刑部狐(おさかべぎつね)の兄弟とされる。 2 浄瑠璃「義経千本桜」に登場する狐。親狐の皮で作られた初音の鼓を慕って、持ち主静御前のもと...
こ【狐】
[音]コ(漢) [訓]きつね キツネ。「狐疑・狐狸(こり)/白狐(びゃっこ)」 [難読]狐狗狸(こっくり)・狐臭(わきが)
こ‐ぎつね【小狐/子狐】
小さいキツネ。また、キツネの子。
ごろうぎつね【五郎ぎつね】
小説家、伊藤永之介による児童文学作品。昭和28年(1953)10月、第2回小学館児童文学奨励賞受賞。
ごんぎつね
新美南吉による童話作品。昭和7年(1932)、児童雑誌「赤い鳥」に掲載。著者の代表作。
さどぎつね【佐渡狐】
狂言。佐渡と越後の百姓が、年貢上納の途中に道連れとなり、佐渡に狐がいるかいないかの口論から帯刀をかけての争いになる。
しろ‐ぎつね【白狐】
1 白い毛をしたキツネ。びゃっこ。 2 ホッキョクギツネの別名。
しわす‐ぎつね【師走狐】
師走ごろのキツネ。鳴き声が特にさえて聞こえるという。「—の如く、こんこんといふほど張ってござる」〈狂言記・末広がり〉
チベット‐すなぎつね【チベット砂狐】
食肉目イヌ科の哺乳類。褐色または灰褐色の厚い毛皮をもつ。チベットやネパールなどの乾燥地帯に生息。
つり‐ぎつね【釣り狐】
狐を罠(わな)などを用いて捕らえること。